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奥入瀬渓流 [旅行]

6/20(土)。
実家でゴロゴロしてばかりで運動不足だから奥入瀬渓流に出掛けた。
だから出掛けた、と言うのもおかしいが、運動がてら渓流沿いを歩くのである。
実家からクルマで環7へ出、程無く八甲田・十和田湖に抜ける国道103号線に出た。
実家は国道4号線のエリアなのだが、青森市街地を迂回する国道7号環状バイパスが
すぐであって、通称が環7なのである。
青森ベイブリッジなんてのもあって、こちらは明確な横浜のパクリであるけれども、
青森県には横浜町があり、こちらの方が歴史が古いから、パクったり、古かったり、
とにかく、田舎ってのはしょうがない(笑)。

以前、福島のどこかの村で、造成地の名付けを田園調布にしようとしたら本家から
クレームが来て「田園調」にしたという話があったが、実家の近所にも「自由が丘」
があるから、あまり隣の国を笑えたものではない。

クルマは曇天の八甲田山系を登って行き、サミットの笠松峠付近は霧であったが、
峠を越えると一転、晴れになった。
峠周辺まで山菜取りの人をチラホラ見かけたが、初夏とはいえまだ残雪もあり、
どれだけの物が採れるのか、素人の私には分からない。

坂を下り、蔦温泉付近から蔦川の渓谷を見ている間に焼山に着き、奥入瀬渓流は
ここから始まるのだが、焼山から湖畔までだと遠過ぎるから、石ヶ戸まで行った。


石ヶ戸から銚子大滝付近までの約8kmを渓流に沿って散策する。
guidetour_03_b.gif
こんな駄ブログより詳しい旅行記が世間にはどっさりあるから詳しく書かないけど、
渓流の道々にある数々の滝や
写真1.JPG
こんな流れを眺めながら歩いているうちに
写真2.JPG
石ヶ戸から2時間足らずで銚子大滝に着いた。
写真3.JPG
もう少し歩けば子ノ口の湖畔なのだが、13時を過ぎ腹が減ったのでここで終了し、
両親の待つクルマに戻った。
いい空気にいい景色を眺めながら歩いたので、あっと言う間の2時間であったが、
以前、親子三人で歩いたら2時間どころか3時間以上掛かった。
両親も歳ではあるし、田舎の人は歩かないのである。
春夏秋冬、何度も来ているが、爽やかな初夏が一番好きである。

十和田湖畔の道を休屋まで移動した。
平日のシーズンオフだが、それにしても活気が無い。
営業をやめてしまった店も多く、廃屋が痛々しい。
他の老舗観光地もそうなのだが、昔の名前で観光客が来るほど現代は甘くない。
昼過ぎの、客が私ども三人しかいない湖畔の食堂で腹ごしらえした後、乙女の像に
行ってみた。
渓流には何度も来ているが、湖畔を歩くのはずいぶん久しぶりである。

うちの耄碌親父が「昔の写真のフィルムなあ。どうにかならないかな」とぬかすので、
フィルムスキャナーを買ってあげたら、妹も入れた一家4人で行った十和田湖の、
乙女の像前の写真をスキャンし、プリントしたのを持って来ていた。
古い写真は甦ったが、写っている私は、頭はハゲたけど未だガキのままである。

奥入瀬渓流を眺めながら来た道を戻り、帰りは田代平経由で青森に戻った。

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下天を謀る [読書?]

私は読書感想文だの、落語評論だの、そういうものは大の苦手で、
他人の悪口はわりと簡単に言えるのだが、きちんとした感想となると
ノーセンス野郎だから「とても面白かったです」などと小学生並みの
文章しか書けない。
あらかじめお断りしておく。

安部龍太郎著「下天を謀る」の上下巻を二日間掛けて読み終えた。
私は昔から藤堂高虎が好きだったのだが、これまでの歴史小説での
扱いは、やれ「謀略大名」だの「世渡り上手」だの、ロクなものでは
無かった。
世渡り上手にしても、豊臣秀長から、秀吉、そして家康、秀忠、家光に
まで重用されたのは、一流の築城技術というスキルもさりながら、
やはり高虎が律義で魅力的な人だったのだろうと思っていたので、
世間の低い評価が気に入らなかったのである。

私は司馬遼太郎の著作はあらかた読んでいて、ロサンゼルスに当時の
野茂投手の応援に行った折には「国盗り物語」を機内で読みふけったし、
随筆やら紀行文やらも片っ端から読んでいるけれど、自慢じゃ無いが
代表作の「竜馬がゆく」だけは読んでいない。
司馬遼氏が高虎を褒めなかったから、ささやかな意趣返しなのである。
この話をするとみんな「馬鹿じゃないの」と言うから、益々意固地になる。

「下天を謀る」を読んだら、私の長年の疑問がいろいろ氷解した。
もちろん、小説であるから、一から十まで事実では無いにせよ、なぜ
秀吉ではなく秀長に仕えたのかや、秀長からの薫陶。その後、家康と
行動を共にした理由がとてもよく分かった。
単に高虎と藤堂家の物語を描くなら、もう一冊あってもよさそうであるが、
「下天を謀る」というテーマにしぼれば、上下巻で不足はない。

「読んで損は無し。読めば分かるさ」ではちっとも感想文では無いか(笑)。


下天を謀る(上) (新潮文庫)

下天を謀る(上) (新潮文庫)

  • 作者: 安部 龍太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/04/27
  • メディア: 文庫



下天を謀る(下) (新潮文庫)

下天を謀る(下) (新潮文庫)

  • 作者: 安部 龍太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/04/27
  • メディア: 文庫



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『富士山へ登ったような気になるアメ』 [日常]

『道の駅 朝霧高原』に売っているという
『富士山へ登ったような気になるアメ』
とは、果たしていかなるものであろうか(^^)。

こちらのブログの著者は、私と違い、文章はちゃんとしているから
たまに参考にする。
以前、Twitterでフォローしていただいた方なので、大丈夫だと思うが
こちらの駄ブログを紹介する気になれないので、こっそりとリンクを
貼らせていただく。

http://rakugo-rakugo.doorblog.jp/


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うにの秘密基地 [日常]

ブログというのは基本的に独り合点なものであって、日記代わりにするか、
芸能人など、日常が充実してネタがたっぷりある人がやるものだと思って
いるから、自分でこうやって書いているのが未だに不思議である。

ブログを作る意味とは何ぞやと調べたら「金儲けのためです」と直截に
書いてあるのがあって幻滅したけれど、なら、金を儲けたり、世間の役に
立つ事がない様な事を書いているものがあってもよかろうと考えた。

私の思惑はともかく、他人が見ると思えば、尾道今治間の記述をもう少し
工夫したり、ちゃんとしたサブタイトルにしたりすれば良かったのだが。

私が毎日楽しみにしているブログは「うにの秘密基地」だけであって、
私は数年来の読者なのだが、飼い猫の「うに」くんが、ああした、こうした、
だけのブログなのに、時折垣間見える飼い主の人柄や家族の春秋など、
なかなかにして奥深い名ブログである。

今年になって、アメーバのオフィシャルブログになってからはドッとコメント
が増えたから、読者もどっさり増えた事だろうけれど、以前からの読者と
しては、嬉しいけれども複雑な心境である。

私は犬も猫も好きなのだが、世の中には旗幟を鮮明にしなければ
気が済まない向きもあって、まことに窮屈な事よと同情するのであるが、
私が独裁者になれば、即刻、干支から鼠を消して猫を入れる(^^)。
行った事ないけど、浦安の鼠の国もタダでは済まない[わーい(嬉しい顔)]







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休暇 [日常]

休暇で実家に帰省している。
一週間の休暇中、実家にこもって読書して寝るだけだと思っていたが、
耄碌した父のマヌケな質問に答えるのにはネットがあった方が何かと
便利だから、WiMAXを取り寄せた事は前に書いた。
休暇中、天気が良ければ、奥入瀬渓流や、種差海岸を歩いてみようと
思っているのだが、ペーパードライバーなので、父に送ってもらうか、
公共交通機関を使うしかない。
種差には列車で、十和田湖にはバスで行けるからまだ良いが、クルマ
の無い個人客が行くとなると、やはり不便である。

私は他人とつるむのが嫌いで、常に単独行動だから友人はいないし、
煩わしいから結婚しようと思わない人間だから、団体旅行など思いも
よらないが、いずれ日帰りバスツアーに参加する歳になるのかしら。

父が耄碌ジジイなりに良い事を言う。
「年金暮らしは若者の邪魔をしない様、行楽地などには平日に行き、
土日は家にいればいいのだ」
その通りなのだが、これでは孫が祖父母達とお出かけ出来ないでは
ないかと反論しようかと思ったのだが、「じゃあ早く孫の顔を見せて」
と言われたらやぶへびであるから(笑)、黙って聞いておいた。

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カモメ [日常]

つばめの事を書いた後、自宅から坂を下りて浜に出てみた。

平日午後の浜は静かであった。
少し蒸し暑かったが、浜風が心地良いからしばらく佇んで、子供の頃から
遊んだ浜で、青森の市街地を眺めたり、穏やかな海や、カラスやカモメを
見ながら、いつ見ても黒い海だと思ったりした。
海が黒く見えるのは、淋しい雪国に生まれた私のひがみかも知れないが、
鯵ヶ沢や深浦、小樽や留萌でも、日本海が青く見えた事がない。
以前、鳥取に行った折、「日本海は黒い」と言ったら、タクシーの運転手は
否定していたけど、砂丘に上って眺めても、やっぱり黒かった。
しまなみ海道では海は青かったのに、何でだろうなと考えたが、そういえば
しまなみの島々ではまず、カモメを見ない。

およそ海にカモメがいないわけがないのだが、何なのだろう。
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つばめ [日常]

私の実家は青森市だがド田舎であって、以前は国道4号線が通っていたのだが
バイパスが出来てからはクルマもまばらで、過疎化高齢化が進んだ地区である。
野鳥のさえずりが聞こえる長閑な高台の家から、青森湾の先に市街地が望める。
雪がどっさり積もらなければ田舎なりに良い場所なのだが、バスも鉄道も一日に
数本だから、クルマが無ければ生活出来ない。

勤め先があれば残ったかも知れないが、結局、東京に勤めて四半世紀が過ぎた。

子供の頃から不思議なのは、実家の近所ではつばめを見かけた事が無い。
海があって山があるロケーションとしては、先日行ったしまなみ海道の島々と同じで、
あちらにはつばめがたくさん飛んでいたけれど、実家の近所ではまず見ない。
大体、羽田の自宅近くでもつばめは飛んでいるから、青森の方が自然豊かで暮らし
やすいはずなのだがと思ったりした。
青森は寒いからつばめがいないのかと言えば、そんな事もないから、一体何が気に
入らなくて実家の近所で見かけないのか不思議である。
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尾道まで戻りました [旅行]

因島まで来てしまえば、後は因島大橋を渡るだけだから簡単な様だが、
実際の行程は少し走ってすぐ休憩というスローペースとなった。
くたびれたのと、名残惜しいのと、両方だろう。

因島を走り抜け、因島大橋を渡り、ラストの向島はわりと快調に走り、
しまなみ信金で原田夏希さんのポスターを見て目の保養とした。
私は原田夏希さんが好きで、好きなわりには彼女のラジオもドラマも
見ないけれど、もう少し、売れてもいいのになあとつくづく思う。
せいぜい、変な男に騙されない様に祈るばかりである。

駅前渡船乗り場に着いたのは14:00過ぎであった。
駅前渡船は何年か前、向島側の桟橋が落ちて、再建できないまま
しばらく運行休止であった。
見るからに利の薄そうな商売だから、桟橋の再建も大変だろうなとは
思っていたが、詳しい事情は知らないが、現在は運行を再開している。
だから行きも帰りも同じ渡船とは芸が無いが、駅前渡船にした。

尾道で自転車を返却し、駅に向かった。
道中、何の事故も椿事もなく、無事に帰って来れて結構な事であった。
事故や椿事がある場合に備え、飛行機はだいぶ後のを取っているから、
今日はこれから福山へ行き、確か県立歴史博物館があったはずだから
行こうと思う。

ほどなく来た岡山行きの電車に乗り込んだのだが、疲れたのか寝てしまい
福山駅を通り越して笠岡の手前で目が覚めた。
電車で来たのは初めてだが、以前、笠岡のホテルに泊まった事がある。
東京から自転車で来た折、元々は福山で泊まろうとしたのだが、その日は
福山や隣の府中など、宿泊施設が満室であった。
当時、福山支店に、以前お世話になったKさんが赴任していたので、翌朝、
社宅にお邪魔するという事を電話しておいたのに困ったなと思って地図を
按じたら、広島県福山市の隣は岡山県笠岡市であって、福山までは距離も
近いしすぐ着きそうだからホテルに電話したら部屋が取れた。
「東京から自転車を引っ張って来たので、どこかホテルの裏でも軒下でも
お借りできませんでしょうか」
と言ったはずなのに、あてがわれたのは屋外の駐車場であって、クルマが
止めてある中に、ポツンと自転車が置いてあるのは可笑しい絵であった。

翌朝、社宅を訪ねるとKさんとご家族が「本当に来たんだ」と驚いていたが
まさか本当に自転車で来るとは思っていなかったそうで、Kさんの出勤まで
朝食をご馳走になったり、喫茶店に入ったりしたのもずいぶん前になるが、
このKさんが最近、私のいるビルに再び戻って来たので挨拶に行ったら、
「いやあ久しぶり~。元気~。お前に逢えてうれしいよ」と言ってくれたが、
お互い、すっかり歳を取ってしまった。

笠岡駅のホームで昔を思い出しながら、今度は寝ずに福山で降りた。

福山で博物館などを見た後、バスで広島空港に行き、19:50発のJAL機で
羽田まで戻ったら、滑走路からポンジュースの看板が見えた。
うちはポンジュースからすぐである。(了)




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ネット環境 [日常]

6/14(金)の最終の飛行機で青森の実家に帰省したのだが、
WiMAXを自宅に置き忘れてしまった。
スマホはWiMAXで運用しているし、実家にはネット環境が無いから
6/22(土)まで実家にいるので、ネット無し生活でも良いのだけれど、
この駄ブログの更新も含め、非常に不便である。

ゲームをしないのに、何故かPS VITAを持っていて、プリペイドの
3Gだから大変遅いのだが、楽天でWiMAXのレンタル屋を探し、
取り寄せてようやく本日6/16(日)ネットが繋がった。
PS VITAの3Gのプリペイドの契約期間は今日までだっだから、
今後は契約するつもりが無かったのだけれど、WiMAX運用だと、
忘れたり、田舎だと繋がらない場所もあろうから、こういう場合は
3Gというのも馬鹿に出来ないなと痛感した。
タグ:WiMAX
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尾道まで戻ります その五 [旅行]

いい加減、このダラダラ文にケリを付けねばならないのだが、話があちこち
飛んで、散らかるのでなかなか埒があかない(^^;;。
生口島の瀬戸田町に高名なジェラート屋があるのだが、行きも帰りも大体、
昼飯前なので、デザートは昼食後だろうと思うのと、毎度の言い訳だが、
ハゲメタボ中年オヤジが一人でジェラート屋に入る度胸が無い。
毎年素通りするので、旅の恥はかき捨てではあるし、今年こそは万死を
賭して入店しようと思ったのだが、残念ながら大入満員大盛況であった。
と言うわけで、今年も入れずに終わった。

近所のコンビニで、おにぎりとお茶で昼食と休憩。
100㎞のランナーが通り過ぎて行くのを眺めながら、早い人はもうゴール
したかしらと思ったりした。
100㎞だって、玄人もいれば、シャレやひやかしで応募した奴もいるのに
違いないけれど、応募しようと思うだけ、エラい。

昼食後、生口島の海岸沿いを走っているうちに、だんだんランナーの姿が
疎らになり、生口橋を渡り、因島に入るとすれ違わなくなった。





タグ:ジェラート
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