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尾道まで戻ります その三 [旅行]

ループ坂をグルグル回り、来島海峡大橋に取り付いた。
今造.jpg
坂から見える造船所が盛業中で、結構な事である。
私は内勤の事務職しか経験が無く、大きな工場などを見慣れないから、
来るたびにいつも感心する。
四日市でも徳山でも、或いは多摩川向こうの川崎のコンビナートの威容を
スゴいなと思って見ているのだが、勿論、実際に働いている人の御苦労を
知らないので、元よりだだの傍観者でしかない。
私は自分の「仕事」なんて「実業」ではなく「虚業」に近いと思って、時々
嫌になるけれども、工場の現場で御苦労されている方々の中には事務職
の方が楽だろうなと思う人も多いかも知れない。

隣の芝生は青く見えたり、職業には貴賎なしだったり、考えるときりが無い。

来島海峡大橋はスッと渡ってしまっては勿体無いくらい見事な橋なのだが、
以前、大島側から徒歩で渡ったら、一時間以上掛かった。
なかなか渡りでのある橋で、海の上を一時間散歩するのは大変気持ちが
良かったが、片道だけでもう満腹であった。
地元の人がウォーキングで往復するならともかく、「観光」では大分時間が
掛かるから、やはり自転車くらいがちょうど良いのかも知れない。

以前の記事で「来島海峡大橋は最大のハイライト」とか「宮窪峠は最大の
難所」だとか書いてしまったが、今治からだと、ハイライトと難所が行程の
先の方に来てしまうのが残念なところである。
実は、大橋を渡ってほど近くに「亀老山展望公園」という場所があり、
ここからだと橋の全貌がよく分かる絶景ポイントである。
ただここも「ほど近く」ではあっても、とんでもない坂を上らねばならぬから
今まで何度か行った事はあるけれど、今日は曇りだし、パスにした。
以前上った際汗だくになり、売店の人が「藻塩アイス」を薦めるので買ったら
あまりの美味さに悶絶し、もう一個買って食べた。
これに比べたら伯方の塩ソフトは屁だと、その時は思ったけれど、実際には
屁の方が入手しやすいし、いつも食べているから決して悪口ではない。
クルマで上って行って食べても、藻塩アイスは勿論、美味いだろうけど、
アイスはやはり運動の後がより美味であるのに違いない。



タグ:藻塩アイス
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