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読書? [読書?]

実家で、以前自分で買って置いてある本を何冊か読み返した。

大貧帖.jpg
「屁理屈大魔王」内田百閒と

時刻表.jpg
宮脇俊三の昭和史。

宮脇俊三は大正15年生まれ。だから歳がそのまま昭和の年号と同じである。
昭和8年から戦後の混乱期までの回想だが、父と玉音放送を聞く場面はとりわけ
淡々とした筆致が、読むほどに逆に凄みを増して読み手に伝わってくる。
回想文は嘘が書けるものだが、宮脇俊三は当時の時刻表を絡める事で、なるべく
正確に、嘘を書かぬように心掛けたのだと思う。
回想というか自分史というか、なかなかこういう傑作にはお目にかかれないと思う。
ま、私の駄文より、まず読んで損はなし。読めば分かるさ(笑)。

内田百閒と宮脇俊三。
どちらも自分をとことん客観視した文章を書く人である。
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お彼岸 [日常]

お彼岸だから墓参りに行ってきた。
軽く書いたが、我が家のお墓は青森だから、20日の夜の飛行機で出掛けた。
飛行機に乗る際、ダブルブッキングでもあったのか、アナウンスで二人ほど振替の
協力を呼び掛けていて、国内線では珍しい事よと思った。
私は羽田だから「ホテル代はいらないからそのお金もくれ」と言おうと思っていると、
計算が合ったのか、結局、振替は無かった様である。

いつぞやロサンゼルスからの帰路で、やはりダブルブッキングがあり、ハワイ経由で
日本に戻る客を募集していた。
ハワイのホテルを付けるというので、まだ行った事が無いので、余程そっちで行くかと
一緒に行った相方と真剣に相談したのを思い出した。

連休中は田舎でで過ごしたが、青森市はお天気で、大変結構であった。
朝からセミが鳴いたりして、そういえば東京ではセミの鳴き声を聞かなくなったので、
東京より季節が進んでいるはずの青森で聞くのは意外だなと思ったりした。

お天気が良くて、青森市の実家からでも岩木山が見えたから上げておく。
岩木山1.jpg
岩木山2.jpg

墓参りと、珍しく稲刈りの手伝いなぞをしたりして、連休は終わった。
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