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二日目 [旅行]

三里沈下橋遠景
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7/21(日)。私はどこへ行っても眠りが浅いので、早朝に目が覚めてしまった。
風疹で寝込んだ時は、解熱剤やら睡眠薬やらを多用したからそれなりに眠れたのだが、
どこで泊まっても、ぐっすり良く寝たという事が無い。
最近は睡眠薬の大量摂取でそのまま起きなくてもよいかなと、時々考えたりする。

7:30過ぎにホテルを出て、まずは一條神社にお参り。
旅の安全を祈り、もう二度と来ないから、ご当地への別れの挨拶をした。
この後は、四万十川の河口までサイクリングした後、金刀比羅さんに詣でる予定である。
軽く書いたが、我ながら無茶なスケジュールだと思うけど、好きなものは仕方がない。

8:30。観光協会が開くと同時に自転車を借りた。
本当は行きたくないのだけれど、昨日の自転車をまた借りれば、丁度良い高さにサドルを
合わせておいたから、手間が無いはずである。
相変わらず無愛想な対応であったが、昨日の今日だし、分かっているからもはや諦めた。
自分達の住む町を、観光客に笑顔でアピールしようという姿勢のカケラも無い。
観光協会のくせに、無愛想な奴ばかり選ったのだろうか、実に不思議な事である。
きっと土佐の中村は高名だから、観光客がどっさり来て、殿様商売が出来るのに違いない。

川べりを下田港まで下り、平野のサーフビーチにも寄ったから、観光協会に戻るまでには
20kmは走ったと思うが、楽しい事は疲れない。
曇天だったのであまり写真は撮らなかったけれど、展望台から見た太平洋は雄大であった。
津波対策をしっかり立てて頂き、その時が来ても、なるべく犠牲者が出ない様にただただ
祈るばかりである。
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自転車を返却し、中村駅から特急に乗った。
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私は琴平駅で下りるのだが、この特急は高知止まりなので、琴平へは同じホームの対面で
待っている岡山行きに乗り換える。
昨日乗ってきた土佐くろしお鉄道中村線を戻り、窪川から土讃線に入る。
高知までは相変わらずの低乗車率で、客を拾おうと特急のくせにこまめに止まるのだが、
あまりお客は乗って来なかった。
私自身は隣に気を遣わずに車窓から景色を見ていたいからそれでいいとしても、経営的に
いかがなものだろうかと心配になる。
だからこそ、観光協会その他の関係者は、観光客にまた来たいと思わせねばならぬのに、
少なくとも私は一條神社に「二度と来ません」と宣言しちゃったし、この駄ブログを読み、
あるいは旅行の方角を変える人があるかも知れないから、なるべく愛想は良い方がいい。

中村から琴平まで行く間、決して標高は高く無いのだろうが、山また山の中を線路は縫い、
もちろん、海沿いの区間もあるにはあるのだが、広い平地と呼べるのは高知市南国市周辺
だけで、後はほとんど山がちな所を進んだ。
吉野川沿いの大歩危小歩危渓谷の辺りでは、よくこんな所に鉄路を拓いたと感心している
うちに阿波池田駅に着いた。
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阿波池田では下りないし、高校野球には興味も無いが、池田高校の蔦監督がうちの高校に
講演にいらしたのを思い出した。
県立の池田高校を甲子園の強豪にした手腕は凄いが、青森と違い、日は長く雪も降らない
だろうから、西日本の方が強豪校が多いのもむべなるかなと思ったりした。
昨日、沈下橋から飛び込んでいた子供達がみな、日ハムの中田翔選手の様に見えたのは、
体育会系では無い私の偏見であろうが(笑)。
(つづく)
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