読書? [読書?]
実家で、以前自分で買って置いてある本を何冊か読み返した。
「屁理屈大魔王」内田百閒と
宮脇俊三の昭和史。
宮脇俊三は大正15年生まれ。だから歳がそのまま昭和の年号と同じである。
昭和8年から戦後の混乱期までの回想だが、父と玉音放送を聞く場面はとりわけ
淡々とした筆致が、読むほどに逆に凄みを増して読み手に伝わってくる。
回想文は嘘が書けるものだが、宮脇俊三は当時の時刻表を絡める事で、なるべく
正確に、嘘を書かぬように心掛けたのだと思う。
回想というか自分史というか、なかなかこういう傑作にはお目にかかれないと思う。
ま、私の駄文より、まず読んで損はなし。読めば分かるさ(笑)。
内田百閒と宮脇俊三。
どちらも自分をとことん客観視した文章を書く人である。
「屁理屈大魔王」内田百閒と
宮脇俊三の昭和史。
宮脇俊三は大正15年生まれ。だから歳がそのまま昭和の年号と同じである。
昭和8年から戦後の混乱期までの回想だが、父と玉音放送を聞く場面はとりわけ
淡々とした筆致が、読むほどに逆に凄みを増して読み手に伝わってくる。
回想文は嘘が書けるものだが、宮脇俊三は当時の時刻表を絡める事で、なるべく
正確に、嘘を書かぬように心掛けたのだと思う。
回想というか自分史というか、なかなかこういう傑作にはお目にかかれないと思う。
ま、私の駄文より、まず読んで損はなし。読めば分かるさ(笑)。
内田百閒と宮脇俊三。
どちらも自分をとことん客観視した文章を書く人である。
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