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養生 [日常]

「徒然草」に

家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。
暑き頃わろき住居は、堪へがたき事なり。

とある。

風疹に罹り何日も高熱が続き、若くもない体には随分コタえたのだが、
昔と違い、今はエアコンと扇風機があるので、家の中で寝ている分には
連日の猛暑でも、その辺は楽なものである。
思い出してみると、むしろ、真冬に罹ったインフルエンザの方がよっぽど
寒くてコタえたが、幸い、風疹もインフルエンザも重症にならずに済んだ。

私はやはり寒いよりは暑い方が好きである。
高校まで青森の田舎で雪に埋もれて暮らしていたので、私はもう勘弁と思って
いるけれど、もし兼好法師が京でなく、青森に暮らしていたら、
冬はいかなる所にも住まる。
なんてサラッと書いたかしらん、と意地悪く考えたりした。

私が高熱で床に就いている間、妹があれこれ用事を足してくれた。
脱水症状にならぬ様、ポカリスエットを切らさずに買っておいてくれたので、
点滴代わりにポカリばかり飲んでいたら、案外、やつれずに済んだ。

先ほど妹が青森に帰って行ったので、これからは独りで来週からきちんと
出勤出来る様、養生せねばならぬ。
タグ:徒然草
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